◉分詞構文 (3)分詞構文(否定)と時ずれの分詞構文
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Leaves
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先生T:分詞句の否定は、notをVing..., の前に置くだけなんだ。
Not having a car, I go to office by bus. → Not Ving…., で否定となる。
車を持っていないので 会社に通ってます バスで。
彼女のラインIDを知らないので、 私は 電話しなければならない 彼女に。
( )( ) her LINE ID, I have to call her.
生徒S:2番目の文は、Not knowing ですね。でも、進行形のところでhavingやknowingにはしないと
習った覚えがあるんですが。
先生T:これは進行形じゃない。分詞構文の場合は状態動詞をVingにしても大丈夫なんだ。
先生T:次の文を主語を補って、「そんでもって」読みしてごらん。
<Having studied until midnight, > I am very tired.
生徒S: I <Having studied until midnight, > I am very tired. だから....
僕は、真夜中まで勉強していた(そんでもって)僕は今とても疲れている。
先生T:じゃさ、「勉強してた」ときと、「今疲れている」のでは同じ時? 時がずれてる?
生徒S:時間はずれてます。勉強してた時の方がもっと昔でしょ。
先生T:そう。こういう時ずれの時は、Having Vpp...., の形を使うんだ。例を出そう。
以前にその小説をを読んだことがあったので、彼はストーリーは知っている。
( )( ) the novel before, he knows the story.
生徒S:Having readでしょうか。
先生T:うん。その通り。
まとめ
生徒S:notはVingの前。それと、時ずれの場合は、Having Vpp...にする。でいいですか?
先生T:いいね。だけど、次の話も読んでおいてね。大事だから。
(1)完了形の分詞構文(Having Vpp..., ) は、時に、普通の分詞構文(Ving..., ) で代用される。
Having+過去分詞…の分詞構文は、「時ずれ」を表すが、動作が、その場で 連続して行われ、意味や行動の順番に誤解が生じない場合 は普通の分詞構文で代用される。
「さよならと言って、その少年はその部屋から出ていった」
Having saying goodbye, the boy went out of the room. (▲)
=Saying goodbye, the boy went out of the room. (○)
「ほうきにまたがって、彼女は飛び去った」
Having ridden a broom, she flew away. (▲)
Riding a broom, she flew away. (○)
生徒S:「さよならと言った」→「部屋から出ていった」/ 「ほうきにまたがった」→「飛び去った」なるほど、連続した動作で、行動の順番に誤解が生じないですね。こういう時は「時ずれ」だけれど、Ving....,で代用されるんだ。「時ずれ」だからと言ってなんでもかんでも Having Vppにしてたら面倒ですもんね。
先生T:そう。分詞構文の持ち味の1つは、キレのいい連続したアクションシーンなどで使われること。そういう時はVing..., で表すんだ。2語より1語の方がリズミカルでキレがいい響きになる。
(2)完了形の分詞構文 (Having Vpp..., )が最も自然に使われるのは、何かを継続した時なんだ。
Having studied until midnight, I am very tired now. などはHaving Vpp..., のよい使用例と言える。
生徒S:「何かをずっとしていた」だから「こうだ」 。これが Having Vpp...,の真の使いどころか。
練習 日本語を見て、英語を言ってみよう。慣れたら日本語だけ見て英語を言おう。
車がないので、 会社に通ってます バスで。
(No )( ha ) a car, I go to office by bus.
彼女のラインIDを知らないので、 電話しなきゃ 彼女に。
(No )(kno ) her LINE ID, I have to call her.
ずっと勉強してたので 真夜中まで 今とても疲れている。(継続)
(Ha )( stu ) until midnight, I'm very tired.
以前その小説を読んだことがあるので、ストーリーを知っている。(経験)
(Ha )( re ) the novel before, I know the story.